3DCT
マルチスライスCTとは、検出器が回転しながら体の輪切りのデーターをとり、 画像にする機器です。 当院では64列マルチスライスCTと呼ばれる装置を導入しており、人体の断面図をわずか0.35秒の間に64枚同時に撮影できる装置で、従来のCTに比べると最大64倍の速さで撮影可能です。全身どの部位の検査においても、長時間息を止めることなく、患者さんの負担を軽減しております。また負担を軽減するだけでなく、 X線量を上げることなく、低被ばく撮影を進化させております。
※マルチスライスCTは、クリニックから約100m離れた敬愛病院にて施行可能です。
マルチスライスの利点
1.速い
従来検査時間7~8分、息止め30秒2回だったものが、撮影時間7秒、 息止め1回
2.多彩な画像処理が可能
CTスキャンされた画像を、いろいろな形で再構成できます。3D(3次元画像)を表示することができるので、病巣の範囲や性状などをよりはっきりイメージする事ができます。
3.被ばくが少ない
患者さんの体形及び撮影部位によってX線量を調整するので、被ばくが少なくて済みます。